スタッフブログ

「若者へのエール」や「仕事に対する思い」など、ジョブカフェスタッフが日々感じていることを綴ったブログです。

「頑張れ」の意味

平成26年2月24日 更新

 今年開催された冬季オリンピック。多くの方達が選手を「頑張れ」と応援しましたが、「頑張って」という言葉は、さらなる努力を求めているのではなく、「悔いの残らないように、ベストな状態で力を出し切ることができますように」「あなたの頑張りが報われますように」という気持ちから出た言葉なのではないか、と私が思うようになったきっかけがあります。

 それは「日本人の「頑張れ」には祈るような気持ちが込められている」という言葉を知った時です。
 その言葉を聞いたとき、とある体験を思い出し「あぁ、そうか」という納得が自分の中にすとん、と落ちてきました。

 今から約3年前、東日本大震災の時のお話しです。

 私は今と別の部署に在籍しており、震災発生当時から、全員ほぼ不休で震災対応にあたっていました。刻々と状況が変わり、対応しなければならない事が積み上がっていくなか、参考になる情報を知りたくて、阪神大震災を経験した兵庫県の担当部署に電話をしました。対応してくれた方は若い方で、自分が在籍していなかった時のことを一所懸命に調べて、丁寧に、熱心に教えてくれました。

 お礼を言い、電話を切ろうとしたそのとき、電話の向こうで「あ、あのっ」と呼びとめる声がしたので、何かと思い受話器を置かずにいると少しの間、何かに迷ったような後「その…が、頑張ってください!」と、勢いの良い激励の言葉をいただきました。当時「頑張っている方々に頑張れとは言えない」という声もありましたが、私は素直に、とても嬉しくなった事を覚えています。

 それは、相手の方が「励ましや労いの言葉をかけたい。でも、いい言葉が見つからない」と迷った結果、思わず出た言葉が「頑張ってください」だった、という事が伝わってきたから。そして、そのときいただいた思いがまさに「祈り」にも似たものだったから、素直に「ありがとうございます。頑張ります」と私も言えたのだと、「頑張れ、には祈るような気持ちが込められている」という言葉を聞いたときに気付きました。

 仕事を探していく中で、そして仕事に就いた後でも「頑張れ」と言われる事は多いでしょう。それが努力を促したいときのこともあるでしょうが、あなたが本当に頑張っているときにかけられたのであれば、それは「あなたのその頑張りが実を結びますように」という気持ちから出た言葉なのでしょう。

 だから、私達スタッフは皆さんに声をかけます。「頑張ってくださいね」と。


             

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